中国外務省の武大偉外務次官は10日、「中国政府が責任を持って、自国の事務を適切に扱うと同時に、金融危機に対応するため、国際協力に積極的に参与し、その協力分野を広げ、革新的な協力方法を見出していく」と述べました。
その中で、武大偉外務次官は、「中国としては、世界経済の活況を一日も早く取り戻すため、責任を担い、金融危機に対応すべきである。第一に、我々は自国の状態を整える必要がある。中国の状況がよくなれば、金融危機の緩和、世界的な景気回復に大きく寄与する。第二、国際協力に積極的に参与する必要がある。G20、ASEANだけでなく他の国々との協力を積極的に展開している。海外取引決算で、人民元を導入するなど新たな措置を講じてもいい。人民元は世界に通用する通貨ではないが、一部の国と取引をする場合、人民元で決算することも可能である。これにより、相手国の外貨準備高の不足を緩和することができる」と述べました。(翻訳:KH)
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