中国、EU(欧州連合)と欧州特許局の高官は6日ブリュッセルで「中国EU知的所有権ハイレベルフォーラム」を共同主催し、双方の知的所有権保護分野の協力と対話について交流を行いました。
中国の崇泉商務相補佐、欧州委員会貿易局のピーター・バラス副局長などがこれに出席しましたが、崇泉商務相補佐は共同記者会見の席上、「中国政府は知的所有権の保護を一貫して高度に重視しており、改革開放の実施30年来、この分野の活動は長足の進展を見せた。知的所有権を保護することは、中国自身の発展にとって非常に必要である。知的所有権の保護は世界的な課題で、これには国際協力が欠かせない。中国側はEU側との協力をこれからも強め、技術の交流と譲渡を共同で促し、双方の経済協力と貿易の健全な発展によりよい環境を作っていきたい」と述べました。
ピーター・バラス副局長は、知的所有権保護分野における中国政府の努力を高く評価し、この面で中国が見せた重要な進歩を認めたあと、「EUと中国とのこの分野における協力は大きな進展を見せた。EUは中国との協力を強め、中国政府のこの分野における努力をこれからも支持していく。中国の更なる進歩を期待している」と述べました。
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