中国では、ここ三年近くのエネルギー消費量が1割以上下がりました。

　これは温家宝首相が5日午前開幕した全人代会議で明らかにしたものです。温家宝首相は政府活動報告で、「この一年、中国政府は省エネ・汚染物排出削減と生態環境保護をたゆむことなく推進した。中央財政は423億元の資金を計上し、10項目の重点省エネプロジェクトと環境保護施設などのプロジェクト建設をサポートした。全国の都市部汚水処理能力は日量で新たに1149万トン増加した。また、耕地の林地・草地への復元の成果を定着させ、天然林、青海三江源（長江、黄河、瀾滄江の水源地帯）の生態系保護・整備プロジェクトを実施した。重点流域、地域の水質汚濁防止対策計画を実施し、『中国の気候変動対応政策と行動』白書を発表した」と述べました。（翻訳：周莉　チェック：林涛）