中国の考古学者はこのほど、東部浙江省の富陽で面積2万平方メートルという宋の時代の製紙現場の遺跡を発見しました。
出土した陶磁器や日常用品などを調べた結果、この遺跡は西暦1009年という宋の時代のものであることがわかりました。
浙江省の富陽市は昔から竹紙の製造で知られています。竹紙は、竹の表皮や竹の子の繊維を原料として作ったもので、薄く破れやすいものの墨引が良く、虫に丈夫なために書画に用いる紙として文人達に愛されました。
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