中国の陳徳銘商務相が率いる中国貿易投資促進団は25日夜スイスのチューリッヒに到着し、ヨーロッパの旅を続けています。

　スイスはEU・欧州連合の加盟国ではないものの、今回中国貿易投資促進国の訪問先に組み入れられました。これは中国とスイスの緊密な関係を示しています。先月末、温家宝首相はスイスのダボスで行われた世界経済フォーラム年次総会に出席した際、同国を公式訪問しました。その際、両国は投資保護協定などの協力文書に調印し、自由貿易区の設立に関する調査をスタートすると明らかにしました。

　陳徳銘商務相は、「今回、訪問団を派遣したのは中国の産業構造を見直すためだ。スイスはこの分野で著しい優位性を持っている。スイスの精密機械や医薬などは世界の先進レベルにあり、今回、スイスへの買い付けは3億ドル以上に達する」と語りました。（02／26　翻訳者：Lin　チェッカー：大澤）