ソマリアの首都モガディシオで24日から激化している反政府武装勢力とアフリカ連合(AU)平和維持部隊などとの交戦で、25日までの2日間の死者数が約30人、負傷者が100人に上り、その大部分が一般市民だということです。
反政府武装勢力「イスラム」の報道官は政府軍とアフリカ連合(AU)平和維持部隊のイスラムの統治する地域への侵入を受け、攻撃を行ったと発表しました。25日の砲撃で少なくとも児童1人を含む4人が死亡したということです、
地元の長老と市民達は武力衝突を非難し、反政府武装勢力と臨時政府が対話を行うよう呼びかけています。これに対して、シェイク・シャリフ・アハメド新大統領は反政府武装勢力と対話をし、平和プロセスを促す考えを示しました。
また、国連安保理は25日、反政府勢力がアフリカ連合(AU)平和維持部隊への攻撃を非難し、(AU)平和維持部隊の実力を強化するため、引き続き支援を提供する声明を発表しました。(翻訳:トウ 徳花)
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