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国家文物局、円明園銅像オークションを非難

2009-02-26 11:23:09     cri    

 中国国家文物局は26日、フランスの大手オークション会社クリスティーズが独断で中国の円明園銅像をオークションにかけた行為を強く非難し、「これはクリスティーズの中国での発展に深刻な影響を与えるだろう」と警告しました。 

 報道によりますと、現地時間の25日、クリスティーズパリで円明園の国宝級銅像十二支像2体(ネズミとウサギ)をオークションにかけました。これに対し、国家文物局は、「クリスティーズが独断で、戦争中に中国から略奪された円明園の文化財をオークションに付した行為は、関連国際公約の精神に背き、文化財を所属国に返還する国際的共通認識に違反している。これは中国国民の文化的権益や民族感情をひどく傷つけ、当社の中国での発展に深刻な影響を与えるだろう。国家文物局は法律に違反した密輸文化財のオークションに反対し、今回オークションによるすべての責任はクリスティーズ社にある」と強調しました。

 今回のオークションにかけられた円明園の国宝級銅像十二支像2体(ネズミとウサギ)は19世紀の半ば、第二次アヘン戦争中に、中国から流出したものです。(02/26 翻訳者:Lin チェッカー:大澤)

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円明園銅像2体、それぞれ1400万ユーロで落札


 パリ時間の25日夜、フランスの大手オークション会社クリスティーズの主催によるオークションで、中国の円明園の国宝級銅像十二支像2体(ネズミとウサギ)がそれぞれ1400万ユーロで落札されました。

 2体の銅像は電話で応札したバイヤーに競い落とされました。今のところ、バイヤーが何人いたのか、またその身元も明らかになっていないということです。

 今回オークションに登場した2体の銅像は第二次アヘン戦争中に中国から流出したもので、今のところ、12支のうち、牛、サル、トラ、イノシシ、馬は中国に返還されましたが、竜、蛇、羊、鶏、犬はまだ行方不明です。(02/26 翻訳者:Lin チェッカー:大澤)

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