温家宝首相が主宰した国務院の常務会議は18日、北京で、電子産業の構造調整とチベットの生態安全保障に関する審議を行い、議案を通過させました。

　会議は電子産業は中国の支柱産業の一つであり、国際市場の需要が急落し、世界電子産業構造の調整が進むという状況のもとで、中国の電子産業を発展させるためには自主革新を強化し、技術により重大な工程を乗り越え、新技術の応用で産業の発展を促すべきだとしています。

　また会議は、チベットの生態保全について、チベットは青海チベット高原の主体であり、多くの川の発祥地でもあるため、その生態意義は非常に重要なものです。そのため、チベットの生態環境保護を優先し、適切なの措置を講じ、生態系の良性循環を促すことで一致しました。（翻訳：トウ　徳花）