クリントン国務長官と麻生太郎首相は、日米同盟の強化や朝鮮の非核化、拉致問題の解決などで協力していくことで合意しました。また、共同で経済危機に対応していくことを確認しました。テロ対策について、麻生首相はアフガニスタンの復興とパキスタンの安定の重要性を強調した上で、この面で積極的に貢献していく考えを示しました。

　浜田防衛相と会談した際、クリントン国務長官は日本政府がソマリア海域の海賊対策を検討していることに触れ、外国船舶も海上自衛隊艦隊の護衛の対象にするよう要望しました。

　また、クリントン国務長官は、小沢一郎党首と、在日米軍の再編と日米同盟の強化について意見を交わしました。（翻訳：katsu）