ジンバブエの野党・民主変革運動を率いるツァンギライ議長が11日、ジンバブエ連立政権の首相に就任しました。国際社会はこれについて歓迎の意を示しました。
就任式は同日午前、ジンバブエの首都ハラレの大統領府の前で行われました。ツァンギライ氏はムガベ大統領に、首相として全身全霊でジンバブエの国民に奉仕すると宣誓しました。
ツァンギライ氏がジンバブエ連立政権の首相に就任することに対して、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は11日に歓迎の意を示す声明を発表し、新しいジンバブエ連立政権は直ちに国内の経済と人道主義の危機に対応すべきだと呼びかけました。また、パン・ギムン事務総長は、国連はジンバブエ政府を援助して経済を回復させ、国民の困難を軽減させると示しました。
アメリカ政府はツァンギライ氏がジンバブエ連立政権の首相に就任することを歓迎する一方で、ジンバブエには制裁を続ける意向を表明しました。
このほか、欧州委員会の開発・人道援助担当のルイ・ミシェル委員は、ツァンギライ氏がジンバブエ連立政権の首相に就任することに歓迎の意を示す声明を発表しました。(楊)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |