カタールの仲介で、スーダン政府の代表と反政府勢力・「正義と平等運動」の代表は10日、カタールの首都ドーハで2007年以来初めてとなる平和交渉を行いました。

　カタールのハマド・アルサ首相兼外相は各方面が誠意を持ち、チャンスを捉まえ、一日も早く全面的な和平に向け合意するよう期待していると述べました。

　スーダン政府代表団のナフィェ・アリ・ナフィェ団長は平和の実現に向け力を尽くすとの考えを示しました。一方、「正義と平等運動」のジブリル・イブラヒム代表は今回のチャンスを逃すことなく、各方面が受け入れられる全面的な平和合意に期待を示しました。（翻訳：トウ　徳花）