イランの最高指導者ハメネイ師は7日、「長年、制裁を加えられ、封鎖状態にあったイランは人工衛星の打ち上げ成功という世界が注目する成果を収めた。イランは制裁と封鎖を恐れない」と述べました。

　ハメネイ師は「長年、アメリカや国連などがイランに対して、制裁を加え封鎖を行ったが、イラン国民は自力で『希望号』衛星の打ち上げを成功させた。また、イランが世界でも有数のウラン濃縮技術保有国の１つとなり、宇宙開発や核開発とその利用などの分野で大きく進歩した」と語りました。

　なお、アメリカやドイツの指導者はこのほど、イラン核問題について発言した際、対話や外交ルートを通じて解決が図れない場合、制裁を続けたいという意向を示しました。（翻訳：トウ　徳花）