中国人材資源社会保障省は４日、旧暦の正月の春節後、農村部からの出稼ぎ労働者に対する職業指導を強化することを明らかにしました。

　春節後の１ヶ月は、農村部から都市に入る出稼ぎ労働者が就職活動を行うピークの時期です。人材資源社会保障省は「各地の関係部門は、出稼ぎ労働者達が正確な就職情報を得られるようアドバイスして、出稼ぎ労働者が都市部で就職できるようにしなければならない。同時に、出稼ぎ労働者が郷里に帰って起業することも奨励すべきだ」としています。

　現在、全国では、不況により、失業中の出稼ぎ労働者は２０００万人に上り、出稼ぎ労働者全体の１５％に達しています。