アメリカの監査責任者が2日、国会の関係部門に提出した書面によりますと、アメリカのイラク復興事業の管理が混乱しており、横領と浪費問題が非常に深刻だということが分かりました。
アメリカのイラク復興事業の監査に当たるボーエン特別監査官はその証言で、「復興事業の管理の混乱は主に主管部門の効率低下、高すぎる請負費用、商業詐欺などによるものだ。これまで、アメリカはイラク復興事業に、予定の24億ドルを遥かに上回る510億ドル近くの資金を投入した。イラク情勢の不安定やアメリカの各機関間の協調不足から、多くのプロジェクトは部分的な成果しか上げていない」と述べました。
現在、アメリカの関係部門は復興事業での154の事件について刑事調査を進めています。(翻訳:katsu)
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