イギリスの『フィナンシャル・タイムズ』は2日、「強硬な言論は中国を揺るがせず」と題する文章を掲載し、「現在のオバマ政権は、今までの過ちを再び犯すべきではない。中国との関係をよりよく扱い、落ち着き、理性を持って中国と対話すべきだ」と指摘しました。
文章は「為替の問題でアメリカのガイトナー財務長官が中国に挑んできた。アメリカ財務省が中国の通貨政策に干渉するのは、これが初めてではない。今日の中国はアメリカ最大の債権国であることから、アメリカから早急に資金を引き上げて、さらなる仕返しをすることができる。このことをアメリカは認識すべきだ。世界規模の金融危機を前に、中国が自らの利益を守る行動を取るのはおかしくない」としています。
また、文章は「お互いに最も頼りとなるパートナーの間で現れる経済的な課題は厳しい結果をもたらす。オバマ政権は直ちに中国との関係改善に着手し、両国の最高指導者の会談を実現し、落ち着き、理性を持って対話を行うべきだ」としています。(翻訳:katsu)
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