国家統計局の馬建堂局長は22日、2008年第四四半期の国内総生産の増加率は6.8%に落ちたが、国内総生産の年間増加率は9%に達したと発表しました。これは馬建堂局長が国務院報道弁公室主催の記者会見で述べたものです。
馬建堂局長は「国際通貨基金の最新統計によると、2008年の世界経済の平均成長率は僅か3.7%で、こうした世界的な不景気が広がる中、中国経済は9%の成長率に達し、世界経済への貢献度は20%を上回った。また2008年の食糧生産量は5年連続の増加となり、都市部と農村部の住民所得はそれぞれ8.4%と8%増えており、2008年末までの外貨準備残高は2007年より17.3%増の1兆9500万億ドルとなった」としています。
馬建堂局長は更に「2008年、中国の消費者物価指数は2007年より5.9%、その上昇幅は1.1ポイントそれぞれ上がった」と発表しました
馬建堂局長はこのほか「世界的な金融危機の影響で、中国の工業生産の成長率は減速し、企業の利潤増加率も落ちた。しかし政府のマクロ調整は実施されるので、中国経済は必ずいまの困難を乗り越えるに違いない」と強調しました。(翻訳:トウ 徳花)
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