中央気象局からの寒気予報を受け、中国鉄道省は各地の鉄道局に寒気対策の実施を呼びかけています。

　21日から、強い寒流が中国の北部から南部に移動するため、多くの地区では雨や雪が降ると予報されました。これを受けて、鉄道省は各地の鉄道局対して、去年の雪害期間の輸送経験をまとめ、設備や人員の配置、チケットの販売などで寒波対策を実施し、乗客と貨物の輸送安全を保障するよう呼びかけています。

　なお、今月の11日から旧正月である春節の帰省ラッシュがはじまりましたが、鉄道部門はこれまで10日間で合わせて4800万人の乗客を運んでおり、これは去年同期より700万人増えたことになります。（翻訳：トウ徳花）