イスラエルは現地時間の18日朝、ガザ地区への一方的な攻撃を正式に停止したものの、イスラム原理主義組織ハマスは最後まで抵抗するとしています。これまでガザ地区の軍事衝突でおよそ1200人が死亡、5300人あまりが負傷しました。国際社会はガザ情勢に大きな関心を寄せ、停戦の実現に引き続き働きかけています。
ドイツのメルケル首相、フランスのサルコジ大統領、イギリスのブラウン首相は17日、共同でイスラエルのオルメルト首相とエジプトのムバラク大統領に書簡を送り、ガザ地区の長期停戦を支持する姿勢を示しました。
アメリカのライス国務長官は17日発表した声明で、「アメリカは、イスラエルがガザ地区での一方的な停戦を歓迎する。同時に、停戦が持続的で、尊重されることを望んでいる」としています。
国連のパン・ギムン事務総長も同じ日、レバノンで、「衝突双方が安保理の停戦決議を実施し、即時停戦するよう」、再び呼びかけました。(朱丹陽 安藤)
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