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イスラエル、一方的停戦を宣言

2009-01-18 15:16:16     cri    

 イスラエル軍は18日午前2時、パレスチナ自治区ガザに対する攻撃を一方的に停止すると発表しました。一方、イスラム原理主義組織ハマスは、イスラエル軍がガザから撤退するまで、攻撃を続行すると宣言しています。

 イスラエル安全内閣は17日夜、閣議を開き、一方的停戦案について協議を行いました。閣議後、オルメルト首相は全国に向けて講演を行い「イスラエルはガザ地区攻撃における目的を果たした。これによって、ハマスは大きなダメージを受けた。イスラエルはエジプトと協定を結び、ガザ地区の武器密輸を撲滅していく」と語りました。しかし、停戦の具体的な日程については明らかにしていません。オルメルト首相は「もしハマスがイスラエルに対してロケット弾攻撃を停止すれば、イスラエル軍は撤退する。そうしなければ、イスラエル軍は攻撃を続ける」と示しました。イスラエルのバラク国防相は「イスラエル軍は目的を達成したが、ガザ地区に駐留する」と表明しました。

 イスラエル軍は一方的停戦の間、イスラエルの町を目標とするロケット弾攻撃とイスラエル軍が標的にされる攻撃にのみ反撃するという命令を受けています。

 オルメルト首相が一方的停戦を宣言する前、ハマスの報道官は「イスラエル軍がガザから撤退するまでは攻撃を停止しない」としています。

 イスラエルのガザ攻撃は17日、22日目に入りました。この日も、イスラエル軍はガザ地区に対する地上攻撃と空爆を続けています。イスラエル軍はガザ南部のラファとハンユニス市にも空爆を行いました。このほか、イスラエル軍の戦闘機がガザ北部を空爆しています。去年12月27日、イスラエルが空爆を始めてから、少なくともパレスチナ人1200人が死亡し、5300人が負傷しました。イスラエル側はこれまで13人が死亡したということです。(Yin andou)

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