四川大地震被災地の中学生代表団が14日、フィリピン中部のボホール州での2日間にわたる訪問を終えました。ボホール州の州知事は代表団を招待する際、四川省との友好関係を継続していきたいという考えを示しました。
州知事はその中で、「ボホール州と四川省には多くの共通点がある。例えば、国の食糧生産の重要基地でありながら、自然災害に見舞われた点である。しかし、どちらも困難を乗り越えて、被災地の復興を順調に進めていた点も共通している」と述べました。
州知事はまた、「今回の訪問が両国の友好関係を深め、ボホール州と四川省が定期的に交流していく上で基礎となった。これから、双方が様々な分野で交流と協力を進めていくことを願っている」と述べました。
今回の訪問を計画した施恭旗氏はフィリピン在住の中国籍のビジネスマンで、このほどアロヨ大統領に中国事務大使に任命されました。施恭旗氏は、「答礼訪問として、近いうちに、世界的にも知られたボホール州の少年合唱団を連れて四川大地震の被災地を訪れ、再建された学校で公演したい」と述べました。(翻訳:宮至婉)
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