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ロシア、欧州向けガスの供給を13日再開

2009-01-13 14:30:38     cri    

 ウクライナが最新版のガス輸送に関する合意文書に調印したことを受けて、EU(欧州連合)は12日、「ロシアはヨーロッパ向けのガス供給を13日から再開する」と発表しました。

 しかし、ロシアとウクライナの間には技術問題などで、なおも意見の食い違いがあります。

 欧州委員会のバローゾ会長は12日午前、ロシアのプーチン首相への電話で、このほどウクライナが一方的に追加したものを双方の供給協定から削除することにウクライナのティモシェンコ首相は同意したことを伝えました。またロシアのプーチン首相は当日、ウクライナがこの合意文書にサインしたとして、「EU監視団がウクライナに派遣されればガス供給を直ちに再開する」と表明しました。

 EU議長国であるチェコのジーマン産業貿易相は、この日午後ブリュッセルのEU本部で「ロシアは13日午前からヨーロッパ向けのガス供給を再開する」としています。

 同日、ウクライナのティモシェンコ首相は、ヨーロッパ向けのガス輸送の技術的消耗として、ロシアのガスを使うことを改めて示しています。しかし2009年のガス供給協定に調印した後、ウクライナ側はこの協定に基づいて、技術的消耗の費用も全額支払うことになっていますが、ロシア側は、「ウクライナは自国のガス、或いは購入したガスを使って、技術的消耗の問題を解決すべきだ」としています。このほか、ウクライナのこれまでの未払い料金などの問題についてはロシアとウクライナのは大きな食い違いがあります。(翻訳:ooeiei)

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