国連パレスチナ難民救済事務機関の報道官は8日、ジュネーブでの記者会見で、「ガザ住民150万人の境遇は極めて緊急で、一時間ごとに悪化している」と憂慮しています。
報道官は、「現在、ガザではおよそ100万人が停電の影響を受けている。病院の電力供給は発電機会に頼っており、75万人が水不足している。さらに、食糧の備蓄量も一週間分しかない。イスラエルの軍事行動で多くのガザ住民は基本生活品の救援物資を受け取ることができない」と述べた上で、「イスラエル側は毎日3時間の停戦を実施しているが、ガザの人道危機は緩和されていない」と指摘しました。(朱丹陽 林)
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