中国外務省の秦剛報道官は、6日北京での記者会見で、「中国側はアメリカのライス国務長官の訪中取り消しに理解を示し、ネグロポンテ国務副長官の訪中に期待している「と述べました。

　　中東情勢の緊張化のため、アメリカのライス国務長官は関連事務の国内処理のため訪中を取り消し、その代わりにネグロポンテ国務副長官の中国での両国の国交正常化30周年の記念活動参加を決めましたが、これについて秦剛報道官は、「これは中米国交正常化30周年の記念活動をアメリカ側が高度に重視していることの現われだ」と述べました。

　　秦剛報道官は、その際、「ネグロポンテ副長官の訪中期間に、中国の指導者と合い、外務省の高官と会談を行うが、その具体的日程は今協議中だ」と語りました。（01／06）