ロシアのガスプロムは2日明らかにしたところによれば、ウクライナがハンガリーなどバルカン半島の国々への天然ガスを供給を部分的に停止させたということです。

　ガスプロムのアレクサンドル・メドベージェフ副社長は、「ウクライナが契約規定を守り、天然ガス輸送量を確保するべきだ」と語りました。

　ウクライナは、「ハンガリーなどへの天然ガスの部分的な供給停止は、輸送パイプの安全運転を守るためだ。ロシアはウクライナへこのような『技術的』天然ガスを輸送する義務がある」と強調しました。

　EU・欧州連合は同日、ロシアからウクライナ経由で輸送されるハンガリーとポーランドへの天然ガス量が減少したと発表しました。（万、大澤）