中国銀行の李礼輝総裁は21日上海で、台湾当局にできるだけ早く大陸の銀行の台湾での業務開始を許可するよう求めました。

　第4回両岸経済貿易文化フォーラムで述べたものです。

　李礼輝総裁は「業務展開の最大のメリットは、台湾企業への融資を拡大することで、同時に台湾企業の融資コストを抑えることができることだ。現在、中国銀行による台湾企業への融資総額は毎年400億元だが、今後2，3年の内に500億元前後まで増やしたい」と述べました。

　また李礼輝総裁は「今後はドルだけではなく、現金やキャッシュカード、クレジットカードによる支払いを含む人民元対新台湾ドルの直接的な決済システムを構築していく方針だ」と述べました。（翻訳：ooeiei）