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安保理決議 ソマリア海賊掃討で陸上作戦を承認

2008-12-18 17:21:05     cri    



















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 国連安全保障理事会は16日、決議1851号を採択し、「海賊行為を制圧するために、ソマリア暫定政府の許可を得て、同国領内で必要とされるあらゆる措置を取ることができる」としました。

 この決議により、ソマリア領内における陸海空からの外国部隊展開が可能になりました。決議の承認期間は1年としました。

 世論は「国際社会の協力により頻発しているソマリア海賊行為を抑制することはできるが、その温床である内戦と無政府状態が収拾されなければ、海賊行為の根絶は不可能である」としました。

 アメリカ、ロシア、デンマーク、イタリア、ケニアはソマリア領海への艦船派遣を表明し、欧州連合は艦船6隻と哨戒機3機を派遣しています。

 中国外務省の何亜飛次官は「中国は安保理常任理事国として頻発しているソマリア海賊行為の制圧のため艦船派遣が必要である。我々は国際法と安保理決議に基づいた海賊撲滅作戦を支持し、国際社会の協力を歓迎する」と述べました。

 国連の潘(パン)基(ギ)文(ムン)事務総長は「ソマリアの海賊問題は長期にわたっている内戦と無政府状態が原因である」と指摘しました。

 ソマリアでは1991年に内戦が勃発し、さまざまな武装勢力が急拡大し、法体制が崩れました。

 これにより船舶を乗(の)っ取(と)って身代金(みのしろきん)を要求する海賊が横行(おうこう)し、富裕層になった海賊行為に、多くの人が加わるようになりました。

 17日、アデン湾航行中の中国交通建設グループの貨物船「振華4号」が海賊の襲撃を受け、救援に当たった多国籍軍の艦船とヘリコプターが武力行使し、船員30人が救出されました。 (ジョウ)  

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