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ブッシュ大統領、なぜアフガンを電撃訪問

2008-12-16 15:33:53     cri    



















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 アメリカのブッシュ大統領がイラクの電撃訪問を終えた後、15日アフガニスタンも電撃訪問しました。これはブッシュ大統領の二回目のアフガニスタン訪問で、任期終了前の「別れの旅」でもあると見られています。専門家はブッシュ大統領の今回の訪問はアフガニスタン政権にアメリカ新政権の支持の意を示すと共に、任期終了前、アフガニスタン駐留米軍の士気を鼓舞しようとする狙いがあると見ています。今日の時事解説、これについてお伝えしましょう。

 関係筋によりますと、ブッシュ大統領が現地時間、午前5時半にカブール近くの空港に到着し、米軍士官を見舞いました。その後、アフガニスタンのカルザイ大統領と会談を行ったということです。専門家はブッシュ大統領の訪問がわずか数時間だけでしたが、次のいくつかの任務を担っているとみています。

 まず、ブッシュ大統領は自ら発動したアフガニスタン戦争の成果を強調しようとします。ブッシュ大統領は「七年前と比べ、今のアフガニスタンは大きな変化を起こした」とした上で、2001年、アメリカがアフガン戦争を発動して以来、アフガニスタンの治安情勢は大いに改善され、学校、病院、自動車道路などインフラ施設は再建されてきた」と強調すると共に、「アフガニスタンのテロ情勢は依然として厳しい」と認めました。

 次に、ブッシュ大統領はアフガニスタンにアメリカ新政権の支持の意を示すようにします。訪問期間、ブッシュ大統領は「ホワイトハウスが政権移行に向かっているが、新政権はアフガン政権を引き続き支援していく」考えを表明しました。ブッシュ大統領は七年前にアフガン戦争を発動し、タリバン政権を打倒しました。しかし、ここ数年、タリバン武装勢力は勢いを盛り返しています。関係筋によりますと、タリバン勢力はアフガン国土の大部分に浸透し、カルザイ政権の支配地域はカブール周辺地区に限られているということです。任期終了まで40日間足らずのブッシュ大統領は間もなく離任することになります。次期大統領のオバマ氏はこのほど、「テロ戦争の主要な戦場をイラクからアフガンに移す」という考えを表明しました。

 また、ブッシュ大統領はテロ取締りに力を入れるようパキスタン側に働きかけようとしています。現在、パキスタン国境内ではテロ事件が頻繁に発生し、アフガンと隣接する地域はアルカイダの活動が活発化する地域と見られています。ブッシュ大統領は「パキスタンとアフガンがテロ取締り面での協力を強化することは国境地帯に潜伏する武装勢力の掃討活動にとって有益だ。アメリカもパキスタン側と協力し続けることになる」と述べました。

 最後は、ブッシュ大統領は今回の訪問の中でアフガンに駐留部隊を増派する考えを再び表明し、アフガン駐留米軍の士気を鼓舞しようとします。

 

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