中国と台湾の間の郵便物はこの15日から、香港を経由せず直接届くようになりました。海峡両岸の書信往来スタート式典は15日午前9時ごろ、北京の航空便配達ステーションで行われ、中国国民党の林豊正副主席と中国本土の関係者およそ150人が参加しました。
台湾生まれ、今年81歳の鄭堅さんは、北京の航空便配達ステーションから故郷への手紙を送りました。
台湾の「中華郵政会社」は同日9時ごろ台北市で、本土との書信往来サービスに関する記者会見を開き、海峡両岸通郵の記念切手と初日カバーを発行しました。
台湾「中華郵政会社」の呉民佑取締役は午前9時すぎ、中国郵政グループの劉安東総経理あてに、速達郵便を送りました。これは、台湾から中国本土に送られる初の速達郵便です。
海峡両岸関係協会と台湾海峡交流基金会は先月4日台北で、香港を経由しない本土と台湾間の郵便物の配達、それに船と飛行機による貨物と旅客の輸送を実現することに合意し、関連協定を結びました。この協定は今月15日から発効しました。これにより、海峡両岸の三通がほぼ実現でき、中国本土と台湾の関係が著しい進歩を遂げたことを意味しています。(翻訳:KH)
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