日本政府調査団は13日、東北地方の吉林省敦化市哈爾巴嶺にある最大の遺棄化学兵器埋設地で試掘を始めました。
今回の試掘は「化学兵器禁止条約」と「中華人民共和国政府と日本国政府の中国にある日本遺棄化学兵器の廃棄に関する覚書」の規定によって実施したものです。中国の関係当局は日本の試掘作業の全過程を監督するとともに、必要な支援を提供することにしています。
統計によれば、これまでに中国の14の省・自治区の60カ所で日本軍が遺棄した化学兵器が見つかっており、なかでも哈爾巴嶺は最大の埋設地で、中日双方の専門家の測定によれば、約40万個の砲弾が埋められているということです。(翻訳:玉華)
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