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統戦部、独立反対のチベット人の声の傾聴を国際社会に希望

2008-12-10 20:14:03     cri    
 アメリカ訪問中の中国共産党中央統一戦線部のスタ副部長は9日、ワシントンで、「チベット族の一人として、中国国内にいる、あらゆる形のチベット独立及び祖国分裂に反対するチベット人の声に対し耳を傾けるよう国際社会に希望する」と呼びかけました。

 スタ副部長一行はこの日、アメリカ駐在中国大使館で記者会見を行い、中国の中央政府がダライ・ラマの個人代表との最新の対話状況を紹介しました。その中で、「ダライ・ラマが『あらゆるチベット人が真の自治を実現するための覚書』を発表したが、表面上は自治を求めているが、本当は政治的な独立を求めるもので、これは中国の憲法の関連規定に反するもので、対話では実質的な成果を上げなかったのだ」と述べました。

 また、スタ副部長は「中央政府がダライ・ラマに対する立場は終始一貫し、明確である。チベット独立の企みを放棄すれば、中央政府はダライ・ラマの個人的な問題について、いつでも交渉できる」と強調しました。

 一部の国がチベット問題で中国の内政を干渉しようとすることについて、スタ副部長は「チベット問題で中国にいかなる圧力をかけても、ダライ・ラマと中国の関係を破壊するものとなり、チベット問題の解決によい影響が一つもない」としています。(翻訳:東)

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