「世界の屋根」に位置している青海省、チベット自治区は2009年から鉄道建設のラッシュを迎えます。青海チベット鉄道公司筋によると、中国の鉄道網中長期整備計画に従い、2020年までにラサーシガッツェ、ラサーニンティ、ゴルムドークルレ、ゴルムドー敦煌、ゴルムドー成都、蘭新鉄道(蘭州―ウルムチ)の西寧―張掖といった6本の幹線及び一部の支線が完成し、使用を開始するということです。
2007年9月に着工した国の重点プロジェクト、青海チベット鉄道西寧-ゴルムド区間の複線工事(全長290キロ、投資総額100億元)は現在、急ピッチで進められています。完工すれば、青海チベット鉄道の輸送力は著しく向上するということです。
なお、来年着工予定のゴルムドー敦煌間の鉄道が完成すれば、中国の北西地区で初めて環状鉄道網が完備することになります。(翻訳:Yan)
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