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国連事務総長、汚職・腐敗取締りの重要性強調

2008-12-10 11:14:28     cri    

 国連のパンギムン事務総長は9日、国際反汚職・腐敗デーを記念した挨拶の中で、「貪欲と腐敗が当面の金融危機を招いた原因の一つだ。今回の危機で明らかになったように、誠実で信頼できるシステムを確立し、腐敗を取り締まり、監督管理を強化することはとても重要だ」と指摘しました。

 パンギムン事務総長はその中で、「腐敗によって人々の金融システムに対する信頼感が損なわれ、多くの銀行に対して疑問を抱くようになった。それに対する監督・管理を強化しなければならない。また、多くの発展途上国は腐敗により国民の生活改善に必要な数十億ドルを損失し、国連のミレニアム目標の実現にも影響を及ぼした。これと同時に、腐敗により法制度が破壊され、テロリストにも資金が流用してしまう」と指摘しました。

 国連は2003年に、12月9日を国際反汚職・腐敗デーと決め、国際社会の汚職・腐敗問題に関心を持ち、重視するよう呼びかけています。(翻訳:周莉 チェック:大澤)

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