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温家宝首相の直筆の返信、国家博物館に収集

2008-12-08 14:30:03     cri    

 四川北川曲山小学校の生徒で、現在は北京史家小学校で勉強している劉小樺さんは7日、四川大地震後、温家宝首相からもらった直筆の手紙を国家博物館に正式に寄贈しました。

 この日、国家博物館は「劉小樺さんが国家博物館に温家宝首相による返信を寄贈する」儀式を行いました。この返信は今年7月13日、温家宝首相自らが劉小樺さんと被災地のすべての子供にあてた手紙です。

 今年5月12日、四川大地震発生後、胡錦涛総書記をはじめとする中国共産党中央は直ちに緊急会議を開き、迅速にこの重要かつ緊急任務である震災救助を行いました。会議の2時間後、温家宝首相は特別機で震災地へ赴き、救助活動を指揮し、翌日の13日には、綿陽九洲体育館へ避難する人々を見舞いました。温家宝首相の顔を見た劉小樺さんは思わず泣き出しました。温首相は劉ちゃんの手をとって、「泣かないで、泣かないで、これは一つの災難だ。あなたたちは幸いにして、生き残ったから、しっかり生きていこう」といいました。このことは人々を深く感動させました。6月下旬、北京の学校にやってきた劉小樺さんは、温首相に感謝の気持ちとふるさとを再建する決意を記した手紙を書きました。7月13日、温首相は自筆の手紙の中で、「小樺ちゃんや震災地のすべて子供を思っている。あなたたちが災難の中で成長し、将来、ふるさとをより立派に再建していくことを希望する」と述べています。温首相の手紙は劉小樺さんたちと震災地の人々を大いに励ましました。

 10月12日、全国少年活動委員会、中国国家博物館の主催による「少年児童の震災救援にちなんだ手紙、絵画作品寄贈展」で劉小樺さんは温首相の手紙を寄贈する意思を示しました。この手紙は今後の特別テーマ展覧会で展示されることになっています。(翻訳:トウエンカ)

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