「中国の留学生の中には、優れた人材が多い」と、日本文部科学省の留学生事務を担当する織田雄一さんはこのほどインタビューの際に述べました。また、「中国からの留学生がなければ、日本の留学生事業は発展できない」と強調しました。
日本文部科学省の高等教育局留学生交流室の室長助手の織田雄一さんの話によりますと、中国留学生は1979年から年々増加しており、2005年には8万592人と最高記録に達したのです。社会科学を専攻する人が最も多く、およそ3.5万人で、次は人文科学が1.6万人ほどで、そして工学専攻は8千600人ほどです。
具体的に見ますと、大学院生の人数は増加しており、現在までにおよそ3万人に達しています。現在、日本大学で博士課程に在籍者のうち15.7%は留学生で、修士課程では9.6%で、このうち中国留学生の割合が高いということです。
日本文部科学省、外務省、法務省などの6つの機構は今年7月、「留学生30万人計画」というプロジェクトを発表しており、今後、関連機構は入国審査の手続きを簡素化したり、大学の国際化を促進したり、留学生の生活と就業を支援するなど、2020年までに30万人の留学生の受け入れを目指します。織田さんは、「日本は中国留学生を大いに歓迎し、このプロジェクトが中国留学生がより引きつけることを期待する」と述べました。(楊)
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