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第5回中米戦略経済対話が北京で開幕

2008-12-04 13:15:36     cri    

 2日間の日程で行われる第5回中米戦略経済対話が4日、北京で開幕しました。中米双方は「現在、世界規模の金融危機を前に、中米の協力強化は、世界経済と金融の安定維持にプラスとなる」と見ています。

 胡錦涛国家主席の特別代表である王キ山副首相はその挨拶の中で、「経済の安定して急速な発展を保つために、中国はすでに一連の重大な措置を講じた。アメリカ側は経済と金融市場を安定させ、中国のアメリカでの資産と投資の安全を確保すると共に、双方の金融監督管理や国際金融組織の改革などの面における協力を強化していくことを希望する。中米関係は重要な時期にあり、矛盾と食い違いを適切に解決し、実務的な協力を絶えず推進していく必要がある。これは、両国民に確実な利益をもたらすだろう」と述べました。

 ブッシュ大統領の特別代表であるポールソン財務長官は「米中はすでに相互信頼関係を築いており、共同利益が絶えず拡大している。アメリカは、今回の金融危機で中国が果たした役割を賞賛する。戦略経済対話システムのおかげで、双方はマイナスとなる『市場閉鎖』を回避した。新しい『両国投資保護協定』の協議も進めているところである。このほか、製品の安全やエネルギー、環境保護などの分野における協力も強化しつつある」と語りました。

 両国政府の関係部門の代表が今回の対話に出席しています。「長期にわたる中米経済パートナー関係の基礎を築く」をテーマとする対話では、マクロ経済のリスク管理や経済の均衡的成長の促進戦略、エネルギーと環境面での協力、開放的な投資環境の促進などについて討議することになっています。(翻訳:katsu チェック:吉田)

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