中国社会科学院が2日北京で発表した2009年の「経済白書」は、09年の中国のGDP成長率は低下する可能性があるものの、依然として9%以上を維持し、インフレ率は5%以下に抑えられると予想しています。
白書は基本的に、09年は経済発展に向け依然、不確定要素はあるが、マクロ調整が適切に行われ、内需とくに消費需要を拡大し、農村建設を加速すれば、目標を実現する可能性は大きいと判断しています。
白書はまた、「マクロ調整の重点は、インフレ抑制から経済の適度な速さの成長を保つ方向に転換すべきだ。同時に、経済成長や農民の増収、資源価格の適正化、インフレ抑制などの関係を適切に処理しなければならない」と指摘しています。(翻訳:ooeiei)
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