さまざまな民族が共存する広東省は、古くから「百越の地」と呼ばれています。
歴史上、漢民族の南部進出や民族間の融和により、現在、省内には、漢族をはじめ、ヤオ族、チワン族、ミャオ族、リー族、シェ族、回族などの少数民族を中心に、全国56の民族のうち、53の民族が暮らしています。漢族の人口は8100万余り、少数民族は127万で、少数民族の人口は省の総人口の0.7%を占めています。
宗教は、仏教、道教、イスラム教、カトリック教、キリスト教が主流で、省クラスの宗教団体は7つあります。