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パラリンピック開会式特別リポート
   2008-09-06 15:56:05    cri


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 北京パラリンピックが開幕

 2008年北京パラリンピックの開会式が、6日夜盛大に行われ、11日間にわたる熱戦の幕が開きました。

 北京パラリンピックの開会式は北京時間の6日夜8時から、およそ2時間50分にわたって行われました。147の国と地域からの4000人あまりの選手が入場した後、アトラクションが披露されました。このアトラクションは、空間の旅、時間の旅と生命の旅という三つのセクションにわかれ、「ひとつの世界、ひとつの夢」と「超越、融合、共同享受」をテーマに、「すべての命に価値、尊厳と夢がある」というコンセプトを表現しました。10数ヶ国の指導者と海外からの来賓、および会場に集まったおよそ9万人の観客がこの見事なアトラクションを観賞しました。

 北京オリンピック組織委員会の劉淇会長は開会式で挨拶し、「北京2008年パラリンピックの開催は、中国への信用だ。中国政府と人民は、莫大な情熱で北京パラリンピックを支えている。北京オリンピック組織委員会は、『二つの大会が同じく素晴らしい』という原則に基づき、インフラ施設の建設を強化し、各国や地域の選手たちや来賓のために十分なサービスを提供するよう努力している。北京パラリンピックは、快楽と友好を分かち合い、夢と成功を味わうことができ、盛会になるよう期待している。中国人が世界を歓迎する情熱を見せていきたい」と述べました。

 また、国際パラリンピック委員会のクレイバン会長は、「今回のパラリンピックは空前の規模で開催された。選手数だけでなく、参加国や地域及び競技種目の数もこれまでを上回った。今大会は、パラリンピックの歴史の一里塚になる。私たちは歓喜雀躍している。私たちの心は、今年上半期、立て続けに自然災害に見舞われた数百万人の中国人民とともに脈動している。災害は、中国を阻むことができなかった。そして、北京オリンピック委員会及び劉キ会長の五輪開催の準備を阻むこともできなかった。北京五輪は見事で、完璧な大会だった。北京パラリンピックも必ずや円満に成功すると信じている。これからの11日間、選手は真のヒーローになる。彼らの活躍により、我々が同じ世界にいることを見ていただける」と挨拶しました。

 続いて、中国の胡錦涛国家主席が、2008年北京パラリンピックの開幕を宣言しました。

 中国の呉春苗選手が、「スポーツの栄光とチームの名誉のため、真のスポーツ精神を発揮して今回のパラリンピック大会に参加し、大会の各競技規則に遵守してドーピングのない大会になるよう頑張ります」と選手全員を代表して宣誓しました。

 大観衆が見守る中、最後の車椅子のランナーがパラリンピックの聖火タワーに点火しました。北京パラリンピックの聖火は8月28日、古代中国で天の神を祭った北京の天壇で採取されたものです。その後、パラリンピックの聖火リレーは、「時代の表情」と「中華文明」という二つのコースに分かれて、中国11の都市で行われました。

 ひとつの世界、ひとつの夢!今夜、北京パラリンピックの幕が開きました。これからの10数日間に、選手たちは北京で、精一杯、自らを超え、限界にチャレンジする精神を示し、すべての人の心をしっかりと結びつけ、北京パラリンピックを成功させることでしょう。

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 今夜、11日間にわたる北京2008パラリンピックの開会式が北京の「鳥の巣」こと国家体育場で行われます。

 140の国や地域から4000人あまりの選手が参加する今回の開会式は、障害者のスポーツマンシップを表現するとともに、全人類が手を取り合って未来を切り開くという理念を伝えるものとなります。

 北京パラリンピックの開催は、中国人民の切実な願いであり、世界各国の人々もともに見守っています。中国障害者連合会の鄧朴方会長からは、「パラリンピックは、世界の人々が共に祝う一大イベントで、差別や偏見をなくし、平等や調和を主張するものでもある。われわれは、この大会の開催を楽しみにしている。今こそ、『一つの世界、一つの夢』というスローガンを掲げ、人類社会の平和、進歩、友情、そして人道主義にエールを送るべきではないだろうか」との祝福のメッセージが寄せられてきました。

 国際パラリンピック委員会のクレイヴァン会長は「中国の胡錦涛国家主席は、今回の北京パラリンピックを北京五輪に負けないほど素晴らしいものにすると約束した。この約束は、今現実になりつつある。北京パラリンピックは、必ず北京オリンピックのように最高の大会になる」と、今回の北京パラリンピックに自信を示しています。

 今日の開会式もきっと、この最高の大会に花を添えるでしょう。開会式の音楽チーフプロデューサー・方鳴さんは「パラリンピックの理念は、ヒューマニズム、思いやりですから、ロマンチックなテーマとなっている。だから、音楽の面では、たくさんの試みができる。中国風アレンジも楽しめれば、流行やおしゃれな要素も堪能できる」と話してくれました。

 北京パラリンピックの開会式は、今夜北京時間の夜8時から、2時間50分にわたって行われる予定です。開会式では、選手団入場に続いて、アトラクションが行われますが、「命」をテーマとするアトラクションは、「空間の旅」「時間の旅」「命の旅」といった3パートからなっています。

 もちろん、恒例の聖火台への点火は注目が集まるところですが、今回はどうやって点火するか楽しみです。

 第1回パラリンピック大会が開催されたのは、48年前の1960年でした。パラリンピックの起源について、北京オリンピック組織委員会パラリンピック部の王ヘイヨウ副部長は「1948年、ドイツの医師ルードウィッヒ・グットマン氏の提唱により、第二次世界大戦で脊髄を損傷した軍人が出場する車椅子バスケットボール競技会がイギリスの病院ストーク・マンデビル病院で行われた。この競技会は当初、ストーク・マンデビル競技大会と呼ばれ、パラリンピックの起源とされている。この大会は毎年開催され続け、1960年には、この年のオリンピックが開催されたローマで、第9回国際ストーク・マンデビル競技大会が開催された。このときの大会には、23カ国から400人の選手が参加し、以降、IOCの承認を得て、第1回パラリンピックと呼ばれている」と紹介してくれました。

 北京パラリンピックの三大理念の一つに「超越」があります。「超越」には、「自分を超えて、自身の限界にチャレンジする」という意味が込められています。これはまさに、オリンピックの目標と障害者のスポーツマンシップの真髄ではないでしょうか。

 2004年、アテネパラリンピックの幅跳びと三段跳びで優勝した目の不自由な李端選手「オリンピック大会に参加することは私の夢だった。目が見えなくても、前へ進む勇気を捨ててはいけない。超えなければならないハードルは、体の障害だけではない。どんな状態で競技に臨んでいても、諦めずに全力を出すことだけを考えている」と語りました。

 目の見えない李端選手にとって、競技で優勝するのは決してたやすいことではありませんでした。暗闇の中で、コーチの拍手による合図を聴くだけで、助走、跳躍を行うのです。少し方向を間違えて砂場を外れ、打撲傷を受けることもしばしばです。

 ここ数年、中国は、障害者の支援事業で大きな成果を上げています。中国政府は、資金援助や優遇政策を行って、障害者の生活を改善し、障害者の利益の保護にも努めてきました。北京では、障害者の支援政策は、生活の隅々まで行き届いています。これについて、北京市障害者連合会の責任者・趙春ランさんは「さまざまな政策が実施されているが、中には、社会保障政策もあれば、障害者の就職支援政策もある。ほかには、障害者の社会進出を保障する政策もある」と説明しました。

 今年4月、中国の立法機関は、障害者向けの社会保障を強化するため、『障害者保障法』の修正を行い、7月1日から実施しています。一方、全国人民代表大会常務委員会は、6月に国連の『障害者権利条約』を批准しました。この条約は、障害者の権利を保障する面で、国連史上初の国際法律文書となります。中国の武大偉外務次官は「この条約の批准は、障害者の権利や尊厳を大切にする社会の雰囲気作りにプラスとなり、中国の障害者支援事業の推進に重要な役割を果たしている」と述べました。

 北京パラリンピックの三大理念のもう一つは、「共受」です。この理念は、障害者と健常者が、オリンピックや社会生活などどんな場合でも平等の権利を受けていることを意味します。

 北京パラリンピックのバリアフリー化は、宿泊、交通、メディア対応などさまざまな面で整っています。これまで3回、パラリンピックに出場した車椅子バスケットボール選手で、ウクライナのセルポフさんは「この2,3日、2回会場に行ってきた。施設が優れていて、とても便利だ。今まで経験したパラリンピックのうち、一番印象的な会場だ。ここで競技できることを幸せに思う」と、北京パラリンピックの競技施設が印象深いそうです。

 北京パラリンピック期間中、北京では、17本のバス路線を新たに開設し、バリアフリー化したバスを400台投入するほか、中国初のバリアフリー化したタクシーグループを結成することになりました。

 今回の北京パラリンピックについて、各国の選手も大きな期待を寄せています。中国選手団は、最大規模の選手団です。王新憲団長は、「われわれは、すべての競技で全力を上げて、良い成績を収めたい。また、パラリンピックはわれわれにとって一大イベントでもあるから、楽しい雰囲気を満喫したいと思う」と意気込みを語りました。

 パラリンピックは、競技大会であるだけではありません。障害者たちにとって、夢のステージでもあります。これからの10数日間、各国の選手たちはここ北京で、自分の夢を羽ばたかせて、世界中の人々に障害者のスポーツマンシップを見せてくれることでしょう。(編集:コオリ・ミン)

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