「ボランティアの微笑みは北京一番の名刺」
これは最近、北京の街角で、よく見かけるキャッチフレーズです。来年8月に開催される北京五輪では、ボランティアが大活躍します。現在、その募集が行われており、定員50万の募集枠に対して、150万の応募が殺到しました。選抜は筆記、面接、審査という三段階で行われ、「大学入試よりも難しい」とも言われています。
ちなみに、北京市民の平均月給(2006年は3008元/月)で計算すれば、ボランティアたちが北京五輪で作り出す『労働価値』は総額8億元(約1.045億ドル)に上るそうです。
先日、新年特番の取材のため、北京五輪組織委員会のボランティア部を訪れました。廊下ですれ違ったスタッフの皆さんは、どの方も素敵な笑顔で会釈してくれたことが、たいへん印象深かったです。その内容については、番組やホームページで改めてお伝えします。(写真、文:王小燕)
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