中国中部投資貿易博覧会は(以下、中博会と略称)、中国国務院の承認を受け、中国商務省、国家税務総局、国家商工総局、国家ラジオ・テレビ・映画総局、国家観光局、中国貿易促進会、全国商工連合会、中国工業経済連合会、それに河南省や湖南省といった6省の人民政府が、共同で主催するものです。第二回中博会は、2007年4月26日から28日まで、中国河南省の省都鄭州市の国際コンベンションセンターで行われます。
中国の中部地区には、河南省のほか、周囲を接している山西省、安徽省、江西省、河南省、湖北省、湖南省といった6つの省が含まれています。この地区は、総面積が102万8千平方メートル、人口が3億6100万人です。中部地区は、主要な農産物、エネルギー、原材料、装備製造業の生産地で、この博覧会を開くことによって、地域間の生産要素を活かし、産業構造転換に向けて、対外開放を進め、海外との交流の場を提供しようというのが狙いです。
中部投資貿易博覧会には、投資誘致、貿易商談、観光プロモーションなどが含まれ、河南省の省都鄭州市がメイン会場となります。今回の博覧会は、中部地区の産業構造の転換を図ることが大きな目的で、開催期間中、多国籍企業座談会、プロジェクト誘致商談会など、数多くのイベントが行われます。このほか、観光展示会、国際アニメーション展示会、中部著名ブランドと老舗の展示会、自動車工業展示会など数多くの展示エリアが設けられます。こうしたイベントや展示会は、この博覧会の国際性や中部地区の特色を表しています。(翻訳:任春生)
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