吉林省の長春市と吉林市で行われた第6回冬季アジア大会は、1月28日から始まり、2月4日、その幕を閉じました。開閉幕式には、アジアオリンピック評議会に加盟する45ヶ国全てが参加しました。また、競技に出場した選手数も1100人に達し、これまでの最高を記録しました。
3日までに、すべての競技が終わりました。中国は、金19個、銀19個、銅23個の合計61個で、金メダル数、メダル数いずれもと一位を獲得しました。日本は、金13個、銀9個、銅14個、合計36個で、二位。韓国は、金9個、銀13個、銅11個、合計33個で、3位となりました。以下、カザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルと続きます。
長春に来る前に開かれた取材の打ち合わせで、今大会の最大の注目点は、中日韓がスピードスケート、ショートトラック、フィギュアスケートという3競技で繰り広げる激しい金メダル争いだとの点で一致していました。私は、中日両国の選手取材がメインであるため、この3競技の開催地である長春市で取材することになりました。
私は、普段、国内外のニュース、特に社会や経済ニュースを担当しています。スポーツは大好きなのですが、記者として、スポーツ大会を取材することは初めてのため、慣れない場所に緊張しました。早速、スポーツ番組の担当者からスポーツ取材のやり方を学び、また、関連資料の収集を行なって、取材に備えました。
27日午後、長春に到着。北京放送ニュースセンター・スポーツ部の李大勇記者と王琦記者はさすがにベテランで、どこに行っても知り合いがいます。彼らの紹介で、他のマスメディアの記者と知り合いました。競技の途中、分からないこと、取材方法などで疑問があれば、知り合いになった記者からアドバイスをもらいます。あったらすぐ教えてもらいます。問題が解決できたあとは、彼らと友人になりました。吉林日報、吉林省人民放送局、吉林省と長春市テレビ局の記者と親しくなり、いろいろな情報も手に入れました。そのほか、日本の朝日新聞、北海道新聞、共同通信社の記者とも友人となり、現地では度々、情報交換をしました。中国のスピードスケートの王霏、王北星、フィギュアの申雪・趙弘博らを取材するほか、日本の記者と一緒に、フィギュアの村主章枝、中野友里子、スピードスケートの穂積雅子なども取材しました。また、女子アイスホッケーの河渕務監督やカーリングの森泉輝夫監督を取材し、独占スクープを手に入れました。ニュースやリポートも無事に予定通りに進みました。これは、私を支えてくれた日本語部のスタッフの協力がなければ、できないことだと思います。それでは、以下の写真を見ていただき、私と一緒に、今大会の取材を振り返りましょう。
写真:
1、長春に到着 取材に自信満々
2、空港からホテルまで熱心に案内してくれたボランティア
3、大会のマスコットと一緒に写真
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