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梅窓院と神田明神
   2005-12-19 14:14:02    cri

 梅窓院

 梅窓院は、寛永二十年(1643)この土地に代々暮らす青山家の菩提寺として現在の渋谷区外苑前に開山された。現在の青山という地名は、この青山家の名からとったもので、まさに青山発祥の地が梅窓院といえる。現在は、江戸三十三観音の第二十四番札所として参詣する人も多く、また、毎年9月に境内において開催される"郡上踊り"は昔からこの土地に住む地域住民に親しまれ、古き良き東京を偲ばせる貴重な行事のひとつである。

 一方で、2003年に完成した梅窓院・新本堂は、世界的に有名な建築家・隈研吾氏の設計で、ガラスを多用したシャープでモダンな外観が美しい建物である。地下鉄銀座線・外苑前駅から徒歩1分という利便性もあり、新本堂地下の「祖師堂」と呼ばれるホールは、広く一般に開放することを前提に設計された。寺院とは別の独立した出入り口を備え、音響施設や十分なスペースの舞台を設置。営利目的ではない各種文化活動をサポートする場として、公に開かれた存在となっている。

 黒澤明監督の映画『乱』(1985年)でアカデミー賞を受賞した、世界的衣装デザイナー・ワダエミ氏。受賞してから20年となる今年、その類稀なる才能と、華麗なる軌跡を集めた待望の衣装展を東京・梅窓院祖師堂で開催している。

 チャン・イーモー監督の映画「Hero」、「Lovers」の衣装をはじめ、特別にセレクトされた約100点の衣装が展示された会場はすべてワダエミ氏自身によってプロデュースされており、梅窓院祖師堂の持つ静謐な雰囲気と相まって、アーティスティックな空間を作り出している。

 神田明神

 1000年以上の長い歴史を誇る、江戸総鎮守・神田明神。丸の内地区をはじめ、神田地区から日本橋地区に広がる108町会のエリアに暮らす氏子住民のみならず、日本を代表する最先端企業にとっても「氏神様」としての篤い信仰を集める由緒正しい神社である。また、神田明神は新しい取り組みを積極的に取り入れていることでも知られており、伝統的な年中行事を現代的にアレンジして展開するなどの取り組みにも力を入れている。

 二年に一度、春に行われる「神田祭」は、神田明神とその氏子住民にとって重要な神事のひとつであるが、近年は秋葉原再開発エリアの活性化を受けて、歴史ある「神田祭」は新たな様相を見せ始めている。2005年度は、神田明神とIT関連企業、そして秋葉原電気街との3者タイアップにより、「神田祭」のインターネット番組配信を実現させ、秋葉原電気街の大型スクリーンではリアルタイムで祭の様子が放送された。また、これに先立ち神田明神では「IT情報安全祈願守」を発表するなど、秋葉原界隈の電気産業や丸の内ビジネス街を氏子に持つ神社として、新たな存在感をアピールしている。

日本
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