日本の『産経新聞』の21日の報道によりますと、日本側は6ヶ国協議で拉致問題を打ち出すとのことです。日本政府は20日、今月26日に北京で開かれる第4回目の6ヶ国協議で、朝鮮による日本人拉致問題の解決を図るため、各代表団団長の主旨発言の際、日本側としては、拉致問題を打ち出すことを決定しました。
日本政府は、6ヶ国協議に、拉致問題は核施設の建設やミサイル開発問題と一緒にして解決すべきだと明確に表明することが重要だとしています。朝鮮側は、日本が6ヶ国協議の場で拉致問題について言及することに強く反対しています。今回の主旨発言でこの問題を打ち出すことは、日本側が朝鮮の返答を引き出す決意を表したものだと見られています。
6ヶ国協議で拉致問題を打ち出す以外にも、日本政府は拉致問題による日朝間の難局を打開しようと、朝鮮との交渉を行うつもりです。しかし、日本側の拉致言及に反感を持つため、朝鮮が日朝交渉を拒否する可能性があるとされています。
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