jplvyou20180420-1
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餃子は元々、後漢時代に河南南陽の「医聖」と呼ばれる医師・張仲景が、寒さで耳が傷んだ患者を治療するために発明したという漢方の薬です。鍋に羊肉と、寒さを解消する漢方薬を入れて煮込んだスープを作り、さらにその羊肉と漢方薬を取り出して、細かく刻んだものを小麦粉で作った皮に包んだものを、患者に食べさせました。これにより、患者の耳は治りました。その後、この「薬」は、肉と野菜を皮で包んだ料理へと変わり、全国に広がることで、今の餃子となったのです。
中国は国土が広いため、同じ餃子でも地方ごとにそれぞれ細かい違いがあったりします。具材だけでなく、皮の材料(粉の種類)、調理方法(茹でる、蒸す、焼く)などの違いによって、いろいろな種類の餃子があります。
今日の番組では、中国の餃子の発祥、歴史に触れてから、餃子の種類や餃子に関することわざ、四字熟語などを詳しく紹介します。どうぞ、お聞きください。
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