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【二時間目】中国あれこれ&青海省の少数民族

2018-03-01 15:53:26     cri    

 「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは青海省の少数民族についてお送りします。

 「中国あれこれ」は、旧正月期間に盛んに行なわれたオンラインのお年玉の配布や受け取り、中国のモバイル決済の現状、人気が急上昇する章丘鉄鍋についてお送りします。

 「56の民族、56輪の花」は青海省の少数民族の話です。

 青海省に居住している少数民族は264万3200人で、省全体の半分近い46.98%を占めています。青海省は、チベット自治区と新疆ウイグル族自治区に次いで、少数民族の割合が三番目に多い地域で、少数民族のうち、トゥ族とサラール族は、青海省を主要な居住地とするもので、またチベット族138万人、ホイ族84万人、モンゴル族10万人と、この三つの民族は人口が多く、このほかの少数民族は人口が2万人余りで、省全体の0.4%しかいません。

 人口の比較的に多い、トゥ族、サラール族、チベット族、ホイ族、モンゴル族はいずれも自治区域が設けられています。青海省には、5つのチベット族自治州、1つのモンゴル族自治州のほか、トゥ族、サラール族、ホイ族の自治県が7つあります。

 青海省の少数民族の中で人口が一番多いのはチベット族。人口は138万人で、省全体の4分の1、全国のチベット族の5分の1を占めています。

 ホイ族は勤勉で、ビジネスに熱心な民族です。青海省のホイ族は、唐代に西アジアや中央アジアから中国に来た商人がそのまま住み着いた人々の末裔だとみられます。

 青海省を主な居住地とする少数民族は、トゥ族とサラール族の二つです。トゥ族の主な居住地は青海省互助トゥ族自治県で、青海省の民和、大通。人口は28万9565人で、少数民族の中で人口の少ない方です。トゥ語という独自の言葉がありますが、昔は文字がありませんでしたが、40年ほど前の1979年に政府が、アルファベットに基づくトゥ語の文字を作り出しましたが、チベット語、漢語の文字を使うトゥ族が少なくありません。

 サラール族の主な居住地は、黄河南岸にある循化サラール族自治県と化隆ホイ族自治県の甘都郷。人口13万607万人、ほとんどはイスラム教徒です。民族の名前、「サラール」は剣(つるぎ)を振る人という意味、その先祖は地元の原住民ではなく、14世紀に中央アジアから青海省に移動してきたとみられます。

 詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)

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