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二時間目 中国あれこれ&江西省の少数民族

2018-01-11 18:28:58     cri    

 「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは江西省の少数民族についてお送りします。

 中国あれこれは、中国のブランド消費のトレンド、中国のノービザ政策の実施とその影響、中国の若い世代の海外旅行の特徴に関する話題をお送りします。

 「56の民族、56輪の花」は江西省の少数民族についてです。2010年の第6回国勢調査によりますと、江西省には少数民族の人口は15万2300人、省全体の0.34%を占め、この比率は全国でも一番低いものです。人数が少ないですが、パオアン族のほか、54の少数民族がここ江西省に居住しています。中でも人数が比較的に多いのは、シェ族、ミャオ族、ホイ族。少数民族が集中している少数民族村は、カン州市に31、吉安市に25、上ジュウ市に11と、数が少なくありません。

 少数民族は人口が少ないものの、分布する範囲が広く、居住する面積は、全国総面積の半分から6割を占めます。主に、内蒙古、新疆ウィグル族自治区、チベット自治区、広西チワン族自治区、寧夏ホイ族自治区、黒竜江省、吉林省、遼寧省、甘粛省、四川省、雲南省、貴州省、広東省、湖南省、河北省、湖北省、福建省、台湾省などで、全国省クラスの34の行政区のうち、およそ半分が主要な居住地となります。

 少数民族の分布は、面積が広いですが、人口の密度が低く、山間部や高原、牧畜区、森林地域など、物産や資源が豊富なところに住んでいる人が少なくないこと、また、国境地域に少数民族が集まり住んでいることなどが特徴としてあげられます。

 さらに、長い歴史上の人口の流動が原因となって、複数の民族が交わって居住するのも、中国少数民族の特徴の1つです。また、少数民族の多くは、一部は一カ所に集まり住んでいます。その一方で、民族のほかの人は全国各地に散らばって住んでいます。こうして、自らの民族ではなくて、ほかの民族と交わって住んでいる少数民族の人数は1000万人を超えるということです。各民族は経済、政治、日常生活の中で互いに融合し合い、しかもいずれも漢族と密接な連携を保っています。

 民族別に居住地を見てみますと、満族は遼寧省を初め、吉林省、黒竜江省、河北省、内蒙古など全国各地、朝鮮族は、最大の居住地は吉林省の延辺朝鮮族自治州、それに吉林省を初め、黒竜江省、遼寧省など、ホジェン族は、黒竜江の下流地域、モンゴル族は内蒙古自治区のほか、新疆ウイグル族自治区、遼寧省、吉林省など中国北部の広い地域に、このように集中して居住する場所があれば、ほかの民族と交じり合って住む地域もある、これは、少数民族の分布の特徴となります。

 詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)

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