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1時間目 中国特産巡り、正山小種紅茶

2018-01-05 20:45:09     cri    


 お茶は発酵具合によって種類が変わりますが、中でも紅茶は完全発酵させたものです。中国の紅茶は、天日または室内で干して茶葉の水分を抜きます。次に発酵を促すため、茶葉を強く揉む「揉捻」。その後、乾燥させて仕上げます。このような発酵プロセスは中国紅茶特有の方法です。これによって中国紅茶独特の味と香りが醸し出されます。

 今日の番組では、まず中国一番有名な紅茶で、福建省の世界複合遺産である武夷山周辺を産地とする「正山小種紅茶」を紹介します。

 正山は現地の高山産地、小種はその産地の範囲が狭いことを意味します。生産量が少ないため、武夷山市桐木村を中心に周囲50㎢の範囲内で、海抜、地域、加工工程を同じにして、松の枝を燃焼して茶葉を炒った果物の竜眼のような香りをつけた紅茶が、正山小種紅茶と呼ばれます。その他の紅茶はすべて工夫紅茶、または外山小種と呼ばれます。

 関連資料によりますと、明の時代の後期(1604年)にオランダの商人が正山小種紅茶(英語名:ラプサン・スーチョン)をヨーロッパに持ち帰ったという記録があります。その後、イギリス皇室御用達のお茶となりました。

 正山小種紅茶は中国紅茶の元祖とされます。周りの地域では、正山小種紅茶の製法を学んで、政和、坦洋、白琳などの工夫紅茶が次々と生まれました。これらの工夫紅茶を区分するため、地元の人は、元祖の紅茶を正山小種紅茶と呼ぶようにしています。

 一方、国外で親しまれているアッサム紅茶、セイロンティーなどは桐木村で布教したヨーロッパの宣教師が正山小種紅茶の種とその栽培技術、製茶技術、茶農をインドに持ち帰った結果によるものです。是非、お聞きください。

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