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二時間目 12月の出来事・ニュース&福建省の少数民族

2017-12-28 19:58:34     cri    


 「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の前半は中国のニュース、出来事、イベントなどをご紹介する「中国暦」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは浙江省の少数民族についてお送りします。

 中国暦は、北京冬季オリンピックの公式オンラインストア、中古取引市場、外出時の必需品に関する話題をお送りします。

 「56の民族、56輪の花」は浙江省の少数民族についてです。中国の東南部沿海地域に位置する浙江省は、少数民族の人数が少ない省です。省全体の人口、5600万人のうち、少数民族は40万人余りと、全体の1%にもなりません。とはいうものの、浙江省の少数民族の人数は、漢族をはるかに上回るスピードで増えています。1990年の第4回国勢調査で浙江省の少数民族が18万2600人でしたが、2008年の第5回調査で40万人ほどに増えていて、少数民族の数は49から53になりました。トーアン族とバオアン族を除いて、53の少数民族が浙江省に住んでいるということです。中でも、人数が最も多いのはシェ族。浙江省の少数民族で人数が1万人を超えたのはトゥチャ族、ミャオ族、ブイ族、ホイ族、チワン族、トン族があります。町別にみてみますと、少数民族が多くいる町は、温州、麗水、杭の杭州、金華、寧波です。

 国勢調査は、戸籍を浙江省に置く人々を対象とするものです。一方で、戸籍が浙江省にありませんが、仕事やビジネスで滞在している人数が少なくありません。2013年1月の統計データによりますと、よその省から浙江省に流動してきた人の数は2403万人、うち、少数民族が209万人で、全体の8.72%を占め、前の年に比べて、18.38%増えています。55の少数民族はいずれもいますが、民族別に見ますと、1万人以上は16の民族、10万人以上は、6つの民族で、ミャオ族56万人、トゥチャ族47万人、ブイ族27万人、トン族17万人、チワン族15万人、イ族14万人となります。西南部の雲南省、貴州省、広西チワン族自治区、湖南省からの少数民族は、全体の6割を占めています。内陸部の少数民族が沿海部に出る趨勢はこれからも続くとみられています。

 全国で唯一のシェ族自治県、景寧シェ族自治県が浙江省にあります。浙江省南部、福建省と隣り合っている地域に位置し、1985年にシェ族自治県が設けられた景寧には、地形が複雑で海抜1000メートル以上の山が800以上。亜熱帯にある景寧は、暖かくて雨量が多く、自然条件に恵まれ、森林カバー率が85%を超えます。鴎江、飛雲江の二つの川の水源地もここ景寧で、水資源が豊富な景寧、お茶の産地として長い歴史を持ちます。詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)

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