多数の監督管理機構を新設する
習近平氏は報告の中で「中国は、法治、生態環境、監察、軍事などの分野で複数の監督管理機構を設立する。まず、全面的に法律に基づき国を治めるための中央指導グループを設け、中国の法治体制の整備における統一された指導を強化する。また、国有資源・資産の管理と自然・生態の管理に対する監督機構を設け、資源・資産の所有者としての職責を統一して履行し、都市部と農村部の排ガスや廃棄物による汚染に対する監督管理、そして行政と法執行の職責の履行を統一して行う。さらに、国・省・市・県の4クラスの監察委員会を設立して、公的権力を行使するすべての公職者をカバーする監察を実現する。市・県の党委員会では巡回監察制度を確立し、大衆の身近に存在する汚職の取り締まりを強化する。また、退役軍人の管理保障機構を設け、軍人と家族の合法的権益を守る」と述べました。