更なる開放を促進する中国
習近平氏は第19回党大会開幕会議での報告の中で「『一帯一路』の整備を重点に、共に協議し、共に構築し、共に享受するという原則に基づいて革新能力を強め、開放と協力を強化し、陸上と海上で内外を連動させ、東洋と西洋が相互に支援し合う開放的な枠組みを形成させる。貿易強国の確立を推し進め、貿易と投資の自由化と利便化を図るハイレベルの政策を実施し、外国企業の参入前の国民待遇とネガティブリストの管理を全面的に実施し、市場参入条件を大幅に緩和し、サービス業の対外開放を拡大し、海外投資家の合法的権益を保護する。中国国内で登録された企業は一律に平等に取り扱う。自由貿易試験区に、より大きな自主権を与え、自由貿易港の設置を模索する。国際間の生産能力協力を促進し、グローバルな貿易、投資、融資、生産、サービスのネットワークを築き上げる」と述べました。